上野賢一郎厚生労働相は24日に記者会見を開き、片山さつき財務相との折衝で決まった2026年度の診療報酬改定率について、「医療機関が大変厳しい経営環境にあり、賃上げが求められている状況にあるので、そうした部分にしっかり対応していく方針の下で一定の理解をいただいた」と述べた。【松村秀士】
26年度政府予算案の編成を巡って同日午前、上野厚労相と片山財務相が折衝を行い、同年度の診療報酬の本体部分の改定率をプラス3.09%とするとともに、介護報酬は臨時で2.03%、障害福祉サービス等報酬も1.84%引き上げることで合意した。
折衝後の会見で上野厚労相は、「現役世代の
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